2017年07月14日

体外受精と子宮外妊娠の関係について

あっという間に7月も半ば、海開きの便りが聞かれる頃になりました。 
海に行かれる際は、熱中症や熱射病にお気を付けくださいね。

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今日は、体外受精と子宮外妊娠の関係についてお話しします。
弊社TFCがご案内しております、卵子提供は体外受精の技術に支えられていますから、卵子提供を検討されている方にも無関係ではありません。

子宮外妊娠は自然妊娠の場合にも起こりえますが、子宮内に胚を移植する体外受精においても子宮外妊娠が起こることがあります。
初期胚を移植した場合、子宮に戻した胚(受精卵)が、本来はまだ卵管内にある状態の時に移植されているために、あるべき場所に戻ろうとしているのが要因だという説があります。
この場合の体外受精時の子宮外妊娠率は1〜5%と、通常の妊娠時の子宮外妊娠率と比べても高い確率になるのです。

一方、胚盤胞まで培養した胚は、胚が卵管に戻ろうとすることを防ぐ効果が高まるとされています。
そのため、胚盤胞での胚移植の場合は、子宮外妊娠の確率が3%以下と言われており、初期胚移植時に比べて低い数値になっています。
もちろん子宮外妊娠を100%防げるわけではありませんので、妊娠陽性反応が陽性で出た後も、子宮内に胎嚢が確認できるまでは正常な妊娠と判断することはできません。

子宮外妊娠時の主な症状は、腹痛、出血などです。
胚移植後に、体調に異常を感じたらすぐにかかりつけの医師に相談することが大切ですね。

弊社TFCがご案内しております卵子提供プログラムは、海外へご渡航頂き、治療をお受け頂く必要がございます。
中には海外のご渡航が初めての方もいらっしゃいます。
TFCではレシピエントの方が抱く不安を軽減できるようスタッフ一同サポートさせて頂きます。
いつでもお気軽にお問い合わせください。


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2016年05月07日

受精卵を体外で10日以上の培養に成功

こんにちは。
ゴールデンウィークもあとわずかですね。
皆さんリフレッシュされましたか?

今日はこんなニュースを読んだので、ご紹介します。

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ヒト受精卵、10日超え培養に成功 米英の研究グループ

ヒトの受精卵(胚〈はい〉)を受精後12〜13日間、シャーレ(皿)内で培養することに成功したと、米英などの2研究グループが4日付の英科学誌電子版にそれぞれ発表する。これまでは、体外では10日間も生きられないと考えられていた。不妊治療や再生医療の研究に役立つ可能性があるという。

 米ロックフェラー大などのグループはネイチャー誌に、英ケンブリッジ大などのグループはネイチャー姉妹誌に論文を発表。マウスの胚の培養で開発した技術を応用し、ヒトの胚を培養液入りのシャーレ内で成長させた。

 ヒトの受精卵は分割を繰り返し、5日前後に「胚盤胞(はいばんほう)」という状態になり、胎児や胎盤などになる部分ができる。不妊治療では、この段階までに子宮に戻す。

 実験では、子宮に着床する7日目前後から胚を観察。胎児を包む膜や血液を供給する部分になる組織のもとができる過程や、遺伝子の働きを調べた。母胎からの信号がなくても、独自に成長する現象も確かめた。ロックフェラー大などの実験では12日目で成長が部分的に止まったという。

体外受精にトライした方は、「胚盤胞」という言葉も良くご存知ですよね。
TFCでご案内している卵子提供、精子提供、着床前診断は、体外受精の技術によって支えられていますが、卵子と精子を受精させてから、培養する期間は通常5〜7日程度が限度です。

これが10日以上培養できた、というのは、大変な進歩ですね。
将来は、子宮に戻さなくても、受精卵から培養液の中で赤ちゃんに育つときがくるのかもしれません。
まさにSFのような話ですが、体外受精も、昔は「試験管ベイビー」などいう言葉が象徴するように、SFのような話だと思われていた時代があるのです。

今後の研究で、不妊治療の技術が益々発展することを期待しています!

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2015年05月20日

命を育てる胚培養士

こんにちは。東京は昨日の雨の影響か、本日は少しじめじめしております。

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皆様は体外受精を支える「胚培養士」という方の存在をご存知でしょうか?
先日メディアで、胚培養士さんのお仕事について取り上げられており、
私自身改めて培養士さんに対する尊敬の気持ちが高まりました。

胚培養士さんのお仕事は、クライアント様からお預かりした精子・卵子の管理を行うことです。
胚移植を行うまでの間に受精卵の培養を続け、受精卵の成長を手助けするという、
不妊治療において重要な役割を担っています。

胚培養士さんのお仕事について、分かりやすく書かれている記事があったので
ご紹介させて頂きます。

不妊治療のうち、卵子や精子を体外で受精させる生殖補助医療で、今や国内新生児の
27人に1人が誕生している。
子どもを望む男女が頼るこの医療には、医師とは別に、胚培養士(エンブリオロジスト)と
呼ばれる技術者が大きく関わっている。

(「中略」)

世界初の体外受精児「試験管ベビー」誕生から37年。受精卵などの細胞を
半永久的に凍結する技術は飛躍的に進歩した。
晩婚化を背景に、不妊に悩むカップルも増加の一途。胚培養士に求められる役割は広がっている。
ただ、培養士は生殖補助医療の専門家でありながら、国家資格ではない。

近年は体外で精子と卵子を受精させ、培養し、子宮内に移植をするということが
当たり前になりつつありますが、よくよく考えてみれば本当にすごい技術だと思います。

弊社の卵子提供プログラムにおいても、実際に治療をお受け頂くクリニックには
培養士さんの方がいらっしゃり、プログラムを進めていくにあたって彼らの力を借りる
事は必要不可欠です。

大きく取り上げられることは少ないですが、体外受精においては欠かせない大切なお仕事です。

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