2015年04月22日

卵子の老化?精子も老化

こんにちは、やっと気温が安定し、暖かくなってきましたね。


最近は、”卵子の老化” というトピックがテレビや雑誌にて取り上げてられていますね。
年令を重ねるにつれて、歳と同じように卵子も年齢を重ねていくということは事実で、実際に卵子の老化が不妊の原因の一つともされています。

しかしながら、不妊の原因については女性側のみにあるとはもちろん限らず、男性側に原因があるということもあります。
その原因の一つとして、 ”精子の老化” が挙げられるという事が、独協医科大越谷病院の研究により明らかとなり、日本産科婦人科学会で発表されていたそうです。

男性の精子の受精能力が35歳を境に低下する傾向が、独協医科大越谷病院(埼玉県)の岡田弘教授らのグループの研究で明らかになった。18日から東京都内で開かれた日本産科婦人科学会で発表した。不妊は晩婚化の進行による女性の「卵子の老化」などが主な原因とみられていたが、精子の老化も影響している可能性がある。岡田教授によると、男性の加齢によって受精能力が低下することが実証されたのは初めて。

実験では男性不妊外来を受診した男性のうち、精液検査で異常が見られない20〜40代の男性80人の精子を、それぞれ複数のマウスの卵子に顕微鏡を使って 注入する「顕微授精」をしたところ、20〜29歳は72%、30〜34歳は69%と35歳未満では約7割を保ったが、35〜39歳は62%、40〜44歳 は52%、45〜49歳は39%と、35歳を境に卵子を活性化させる能力低下が際立った。

今回の研究により、男性側の加齢による精子機能の低下が、不妊の原因の一つだと考えられるという事が結論として発表されたものの、男性には精子が老化する人と、老化しない人がいるとも発表されています。

女性に限らず男性も加齢による精子機能の低下は起こる、という事実がより知られることで、男性も不妊治療に対して関わり易くなるとよいですね。

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2015年02月06日

喫煙と不妊の関係?

こんにちは。

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本日は青空が気持ちがいいですね。

今回は喫煙と不妊についてお話しさせて頂きたいと思います。
日本人の喫煙者率は、2014年度は男女計で19.7%.(JT:日本たばこ産業調べ)となっており、約5人に1人が吸っている計算となります。

煙草は「百害あって一利なし」と言われておりますが、喫煙の不妊への影響については、まだ認識が十分とは言えないのではないでしょうか。

タバコを吸わない人に比べて喫煙者の方が不妊症になるリスクが高くなり、妊娠するまで長い期間を要します。 また、喫煙者でなくても、身近に喫煙者がいれば受動喫煙となります。
受動喫煙は実際には喫煙者とほぼ変わらないと言われています。
      
喫煙の期間にも異なりますが、喫煙は卵子の老化や生殖機能の低下、閉経を数年早めるともいわれています。
また、喫煙は子宮外妊娠のリスクや自然流産のリスクも高める事が分かっています。      

悪影響を与えるのは女性にだけではありません。
喫煙は男性の精子の質にも大きく影響を与えます。
喫煙者の男性は煙草を吸わない男性と比べると精子量や運動率の減少がみられると研究で判明しています。
      
体外受精を受けるまでに、少なくとも2カ月前に禁煙することで、妊娠率が大きく改善されることが分かっています。
もちろん、長期間の喫煙による子宮への悪影響はありますが、不妊治療に取り組む前に禁煙することで、治療結果に及ぼす影響をある程度は改善できます。


不妊治療を機会に、禁煙に取り組むのもよいのではないでしょうか。


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2015年01月28日

ホルモン検査で分かる事

こんにちは。

1月も終わりに近づきましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

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本日はホルモン検査についてお話しさせて頂きたいと思います。

排卵というものは、様々なホルモンが関係し、連携して排卵や着床の準備を行います。
ホルモン値を調べる事で、卵巣がどのようになっているか、予測する事ができます。
通常ホルモン値は月経周期に変動があるため、月経中(生理2日目もしくは3日目)にホルモン検査を行うのが一般的となっています。

採血で以下のホルモン値を検査します。

・ FSH (卵巣刺激ホルモン):卵胞を刺激し、発育を促します
・ LH (黄体化ホルモン):成熟した卵胞の排卵を促します
・ プロラクチン (乳汁分泌ホルモン):乳汁分泌と排卵の抑制をします
・ エストロゲン (卵胞ホルモン):子宮内膜を厚くします
・ プロゲステロン (黄体ホルモン):子宮内膜を着床準備状態にします
・ AMH (抗ミュラー管ホルモン):発育過程にある卵胞から分泌されます

まず、FSH,LHがともに低値である場合、視床下部や脳下垂体に問題がある排卵障害が考えられます。
その場合は排卵誘発剤を用いて排卵を促す事ができます。

FSH,LH、エストロゲンが高値の場合、卵巣機能が落ちてきている事が考えられます。
また、FSH,LHがともに高値でAMHが低値の場合、早発卵巣不全の可能性があります。
早発卵巣不全とは、卵巣の中の卵子が40歳よりも前にほとんどなくなってしまい、排卵が起こらなくなった状態をいいます。
この場合エストロゲンとプロゲステロンを周期的に服用する“カウフマン療法”を行うとまれに排卵することがあります。

プロラクチンが高い場合、高プロラクチン血症による排卵障害、またプロゲステロンが低地の場合は黄体機能不全が考えられます。
プロラクチンを下げる薬を用い、排卵の回復を促します。

一つのホルモン値からでは判断が難しいですが、複数ののホルモン値から不妊の原因を推測することが可能です。
少しでも気になる方はまず婦人科でホルモン検査を受けてみられてはどうでしょうか。


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