2017年08月25日

喫煙が精子に与える影響

こんにちは.
今日は朝からとても蒸し暑いですね。
脱水にはお気をつけください。

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さて、本日は喫煙と精液所見の関係についてお話をさせて頂きたいと思います。
喫煙による様々な健康への悪影響は言うまでもありません。
妊娠中や授乳中に喫煙しないことも妊活中のみなさんにとっては当然と思われることでしょう。

勿論妊娠前も同様です。喫煙が不妊症のリスク、早期閉経へのリスク、流産のリスク、そして子宮外妊娠のリスクと関係していると言われています。

さて、喫煙は妊活中の女性だけに影響するのでしょうか。

もちろんそんなことはありません。

男性が喫煙している場合、精子の所見(精子濃度の低下、精子の運動率の低下、正常形態の精子の数の低下など)も明らかに低下するという報告が散見されています。
さらに、一般的な精液所見の「正常値」はきわめて限定的であるという意見もあり、染色体への影響率などを図る指標になるかどうかは定かではないとも考えられています。

その日のコンディションによって精子所見は大きく左右されると言われています。
少なくとも喫煙は精液所見にも悪影響を及ぼすことは妊活を行っていく上で、ご夫妻で認識しておく必要がありそうですね。

妊活中のご夫妻で、喫煙されている方は少ないかとも思いましたが、喫煙が女性側だけでなく男性要因の不妊症を引き起こす可能性についてお話をいたしたく、書かせていただきました。

もちろん副流煙による奥様への影響もあります。

体外受精の治療をしているとつい、卵子の数や質ばかりを気にしてしまうかもしれません。

しかしその大切な卵子に受精する精子の質も非常に重要です。
さらに重要なことに、精子の状態が染色体異常の発生頻度との関わりがあると言われている、と言う点です。

弊社TFCでのカウンセリングをご希望の方はぜひ一度お問い合わせくださいませ!

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posted by TFC at 11:00| Comment(0) | 不妊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月16日

排卵誘発方法

みなさん、こんにちは。
過ごしやすくはありますが、生憎のお天気が続いていますね。
本日までお盆休みの方も多いのではないでしょうか。

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さて、今日は排卵誘発の方法についてお話しさせて頂きます。

体外受精を行う場合、毎月1個自然に育つ卵子を採取する方法(自然周期)もありますが、通常は排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行います。
年齢、卵巣状態、体調などにより、多くの方法から適切なものが選択されます。
種類が多いと、なかなか分かりにくいですよね。

卵巣刺激の方法は大きく分けるとロング法、マイルド法、ショート法、アンタゴニスト法、自然周期に分類されます。

[ロング法]
1回の採卵あたりの妊娠率が最も高く、胚凍結できる確率も最も高い方法です。おおむね37歳以下で卵巣機能に問題ない方が適応となります。目標採卵数はおおむね8個以上です。注射の量や種類は、ホルモン状態や年齢などによって異なります。

[マイルド法]
35歳以下で卵巣機能がよい方や、多嚢胞性卵巣症候群の方など卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい方、逆に多く注射をしても卵胞があまり育たない方などはマイルド法を選択します。5日間ほどの投薬後、少量の注射を追加します。目標採卵数はおおむね2〜7個です。
採卵数が少なめとはなるものの、1回の胚移植あたりの妊娠率はロング法とあまり変わりません。メリットとしては、注射が少ないので卵巣への負担が少ない、注射回数や薬剤費が少ない、卵巣過剰刺激症候群などの副作用発生頻度が少ない、があげられます。

[アンタゴニスト法]
卵巣機能や年齢にかかわらず、多嚢胞性卵巣症候群の方など卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい方や、ロング法・ショート法などで妊娠しない方、ロング法や ショート法を行ったが採卵前に排卵してしまう方、血中LH値が上昇してしまう方に適応されます。目標採卵数は8個以上ですが、卵巣機能などにより大きく異 なります。

[ショート法]
月経時の小卵胞数が少ない方や、38歳以上の方、37歳以下でも卵巣の働きが低下していてロング法では採卵数が少ない可能性がある方に適応されます。

[自然周期]
月経2〜3日目の卵胞状態を確認して、採卵日を決める方法です。通常取れる卵子の数は1個で、採卵キャンセル率はマイルド法より上がりますが、薬剤費をほとんどかけずに採卵できます。

それぞの方法にメリット、デメリットがあります。
ご自身にあった方法で負担の少ない治療方法を選択したいですね。
posted by TFC at 19:27| Comment(0) | 不妊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

不妊ってどういう状態?

みなさま、こんにちは。
気温が安定しない日が続いていますね。
急な雨に備えて、折りたたみ傘をカバンにお忘れなく!

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さて、今日は「不妊の状態(定義)」についてお話をさせて頂ければと思います。
ご夫妻の多くが、授かりものと自然に任せているのではないでしょうか?
妊娠や出産について、多くの研究を行っている日本産婦人科学会によると、不妊の定義は下記の通りです。
・生殖年齢の男女が妊娠を希望し、避妊することなく、通常の性交を継続的に行っているにも関わらず、妊娠の成立をみない場合
(期間については、1年というのが一般的です)

生殖年齢の男女と言っても、特に女性側の年齢が上がるにつれて、「不妊率」が高くなります。
一般的に言われていることだが、女性の年齢が上がるにつれ、不妊率は高くなる。苛原氏が提示したデータによれば、

<女性の年齢と不妊率>
20〜24歳: 5%
25〜29歳: 9%
30〜34歳: 15%
35〜39歳: 30%
40〜44歳: 64%

となり、妊娠したとしても、妊産婦死亡率、妊娠高血圧症候群率、周産期死亡率、ダウン症児出生率は上昇していくとのこと。さらに男性についても、40歳を超えると妊娠させる能力が下がってくるという。

女性の社会進出は目覚ましく、初婚年齢の上昇から、妊活に取り組む開始年齢も上がっています。
自然に任せず、結婚後すぐに不妊治療を開始されるご夫妻も増えてきています。

苛原氏が提示した日本産婦人科学会倫理委員会のデータによれば、2014年、体外受精をはじめとする生殖補助医療の治療数は39万3,745件。生殖補助医療の治療でうまれた赤ちゃんの数は4万6,017人となっている。

「現在集計中の2016年のデータでは、治療数が43万件、出生児数は5万人にのぼる見込み。1年間にうまれてくる赤ちゃんの数は約100万人なので、約20人に1人は体外受精でうまれるということになります」。生殖補助医療によってうまれた子どもの数は確実に増えているそうだ。

一方で、妊娠率が上がっているわけではないとのこと。苛原氏は「2007年のデータでは、体外受精のピークが35〜36歳だったものの、2014年では40歳前後になっている。妊娠しにくい時期の体外受精が増えている」と語った。生殖補助医療が増加した結果、妊娠率の限界、出産児の異常の誘起といった課題が浮上しているほか、社会的には高額な治療費を払えないなど、経済面の問題も出てきているという。

「私たちにとって、社会に対して正しい情報を伝えることが、今一番しなければならないこと」と苛原氏。私たちも正しい知識のもとに、不妊に向き合ってみる必要があるのかもしれない。

今回ご紹介させていただいたニュースにもありますが、不妊治療を受ければ、いつでもだれでも妊娠できる訳では残念ながらありません。
また、20代〜30代のご夫妻であっても、不妊要因(卵管異常、至急奇形、卵巣機能低下等)が見られるケースもあります。

弊社TFCにお越しいただくご夫妻も、「自然に任せていたら、あっという間に年数が経ってしまった・・・早く治療をしていれば」というお声を多くお聞きします。

不妊治療は必ずしも女性が主体になりがちですが、男性側(精子)に問題があるケースも少なくありません。
まずは、ご夫妻で治療を開始してみるといいかもしれませんね。

posted by TFC at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不妊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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