2019年06月12日

長期保存した凍結精子

みなさんこんにちは。今日の東京は曇りです。先週末から曇りが続き少し肌寒い天気が続いています。

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さて、本日は以下の記事をご紹介いたします。

”シドニー大学の科学者らが行った試験で、50年前に回収された羊の精子による妊娠が実現した。

受精したメリノ羊56頭のうち、34頭が妊娠した。海外メディアSkyNewsが伝えた。

試験に使用された精子は、4頭の羊から回収されたもの。そのうちの1頭はサー・フレディという名の羊のもので、1968年に回収。

世界一古い“生きた”精子として知られていた。精子は小さなペレットに入れられ、液体窒素によりマイナス196度で保存されていたとのこと。

今回の妊娠成功率は61%で、1年前に冷凍保存された精子の妊娠成功率59%よりも高かった。

准教授のサイモン・デ・ガーフはこの試験結果が「長期間にわたり冷凍保存された精子の生存能力を証明するものとなった」とし、絶滅危惧種の繁殖を助けるための新しい希望となると話した。 ”

50年前の精子を用いて体外受精して羊が生まれたそうですが、精子としては50年の間、時の流れがとまっていたわけですね。

極端なことを言いますと、液体窒素が続く限り、50年とは言わず半永久的に配偶子の保存が可能になってくるとは思えます。

そうなると、もちろん受精卵だけでは生命は誕生しませんが、生命が未来に生殖できる可能性があるわけです。

しかし、長期間保存するわですので、遠い将来の融解する段階にならなければ生殖能力に問題があるか否かは判断がつきませんよね。

それにしても、配偶子が凍結状態でも生き続けていることには驚きです。

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2019年06月05日

精子と重力

みなさんこんにちは。今日の東京は晴れていますが、気温はそこまで高くなく過ごしやすい一日になりそうです。

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さて本日は精子と重力について以下の記事をご紹介します。

”ハンク・グリーン氏:戦闘機のパイロットや宇宙飛行士は非常に過酷な職業であり、極限に近い苛烈な肉体的ストレスに晒されていることは、『アポロ13』や『キャプテン・マーヴェル』を5分視聴すればよくわかります。このようなストレス、とくに大きな重力からかかる負担は深刻で、中にはそれが子どもにも影響を与えると考える人もいます。

具体的には、航空業界には、精子の提供者が戦闘機パイロットであり、なおかつ幸せな家庭を築きたいと願った場合、女の子が大勢生まれることを覚悟した方がよいという俗説があります。

この俗説の根拠は、Y染色体を持つ精子が、X染色体を持つ精子よりも小さくひ弱なので、大きな重力下では容易に損傷してしまうから、というものです。しかし、パイロットのみなさんが転職を考える前に、これまでの研究を紐解いてみましょう。
赤ちゃんができる仕組みは、少なくとも細胞レベルでは単純です。通常であれば、X染色体を持つ卵子があって、それがXもしくはY染色体を持つ精子を受精します。

すると、XX染色体もしくはXY染色体を持つ子どもが生まれて来ます。微妙な差違はありますが、女性の多くはXX、男性の多くはXYです。
人の集団では、XとYを持つ精子の割合は大抵は半々です。しかし、いくつかの研究を見ると、パイロットにおいては必ずしもそうではありません。例えば、1987年に『Aviation, Space, and Environmental Medicine』誌上で発表された研究では、62人の男性戦闘機パイロットや男性宇宙飛行士の子どもの性別が調べられました。

次に、一般的な職業やあまり大きな重力下にないパイロットなどの男性222人についても、同様の調査が行われました。分析の結果、戦闘機パイロットや宇宙飛行士には、比較対象となった一般男性よりも、より多くの女の子が生まれることがわかったのです。”
https://logmi.jp/business/articles/321320

記事は続きがあり、この論文一つでは論拠としては乏しいとしていますが、受精が行われる2か月前に、極限の環境下で飛行を行ったパイロットは、女の子が授かる率が高かったことは、はっきしているそうです。

日常生活の中で大きく重力がかかる負担が生じることは、まずないと思います。しかし、頭の片隅にこういった事実があることは覚えておいた方が良いのかもしれませんね。

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2019年05月24日

精子の取り扱いについてアメリカの判例

みなさんこんにちは。今日の東京は快晴です。報道によると今日の気温は30度を超えるそうで夏を感じる1日になりそうです。

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本日は以下の記事をご紹介いたします。

“(CNN) 事故で急死した息子の精子を将来、体外授精などに使うことを望んでいる両親に対し、米ニューヨーク州の裁判所はこのほど、精子の扱いについての決定権を認める判断を下した。

法廷文書によると、同州にある陸軍士官学校の生徒だったピーター・ジュさん(享年21)は今年2月、構内のスキー場で倒れているのが見つかり、空路病院へ運ばれたが3日後に脳死と判定された。

両親の希望により、裁判所の承認を得て3月初めに精子が採取された。ジュさんが亡くなった後、精子は地元の精子バンクに保管されている。
ジュさんの精子の扱いについて、本人の意思表示は残っていないが、両親はジュさんが生前「自分の子どもたちを持つのが夢」などと話していたと主張。その夢をかなえ、家系を絶やさないためにも、精子を人工生殖に使いたいとして許可を求めていた。

死亡した男性の精子をどうするかについては、既婚者の場合、配偶者に決定権が認められてきた。ジュさんのように未婚の場合、親には決定権がないとの考えが一般的だ。

しかし判事は、ジュさんの精子については両親が決断を下すのが適切と判断し、生殖目的を含め制限なしで扱いを決めることができるとの考えを示した。ただし実際の体外授精などについては、医師らが施術に消極的な姿勢を示すケースも予想され、両親はこれから障壁に直面する可能性もあると指摘している。 ”
https://www.cnn.co.jp/usa/35137348.html

たしかに、残されたご両親は今後大変な障壁が待っていると思いますが、判決自体はご両親の思いや心情に寄り添った大変いい判決と思います。
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