2019年01月23日

反復流産と精子の遺伝子損傷

先般、精子の欠陥が反復流産の原因となっている可能性があるとの報道がありました。

精子_着床前診断.jpg

報道によれば、妊娠後に反復流産を経験したご夫妻のご主人の精子は、出産に至ったご夫妻のご主人の精子と比べて染色体の異常(遺伝子の損傷)が多かったとのことです。

卵子の染色体異常ばかりが着目されてきていましたので、少し驚きがある報道でした。

この遺伝子損傷の原因物質とみられているものの1つに活性酸素があげられています。活性酸素は、精液の中で形成されて、細菌感染を防ぐ働きを持つものの、高濃度になると場合によっては悪影響を及ぼすそうです。反復流産を経験したご夫妻のご主人の精液中の活性酸素は、そうではないご主人の4倍だったそうです。

現在、活性酸素の発生を抑制し、妊娠を継続させることを目指して、活性酸素を高濃度にしてしまう原因調査を行っているとのことですが、残念ながら、いまだ遺伝子の損傷を起こしてしまう原因の特定までは至っていないわけです。

したがって、現在われわれができることは、着床前診断を行い、着床障害・早期流産の原因となる染色体異常を有する胚がどれかを知ることになります。

弊社TFCでは最新のNGS法による着床前診断をプログラムの中でご提供しています。
ご検討の方は是非お問い合わせください。

posted by TFC at 12:00| Comment(0) | 染色体異常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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