2018年12月12日

染色体の異常

年齢が高くなると受精卵が一向に着床しない、着床しても流産してしまうといった事が起きます。


これらの現象の原因は様々あり、はっきりしていないことの方がむしろ多いわけですが、原因の多くを占めるのは染色体の異常です。ではなぜ年齢が高くなると染色体に異常が生じるのかと誰もが思うところだと思いますが、まず、卵子や精子といった生殖細胞だけは減数分裂という細胞分裂を経て増殖します。

減数分裂では、簡単なイメージで言いますと、その他細胞が1回の分裂で増殖するところ、2回連続して細胞分裂をします。これは、46本ある染色体を半分に分けるためです。減数された23本の染色体を有する精子と卵子が受精すると46本の染色体を有する受精卵が誕生するというわけです。

この2回連続した分裂を減数分裂といいますが、最初の分裂を第1次減数分裂、2回目の分裂を第2減数分裂と呼びます。女性が母親のおなかの中にいるときにもこの減数分裂が行われているのですが、卵子の減数分裂は第1次減数分裂が行われている途中で止まり、その状態のまま過ごし排卵直前にこの停止状態の減数分裂が開始されるわけです。

そういうわけで、たとえば女性の年齢が45歳とすると45年間も停止した状態でいる卵子がいきなり減数分裂を再開させるので、染色体の組み換えの際につなぎ方を間違ってしまう構造異常や分配される染色体の数を間違ってしまうといった数の異常が生じるわけです。たとえがふさわしいかは別として、たとえば45年間何ら稼働もさせず保管していた機械をいきなり動かしたら、なんらかの異常が出てしまうといったイメージです。

そうだとすれば、精子の場合はどうなのかと新たに疑問をお持ちになるかと思いますが、精子の場合は精子が作られる過程の減数分裂が途中で止まるということがなく、男性の加齢が受精卵の染色体異常に関係することはありません。

弊社TFCの着床前診断プログラムでは、日本国内における実施が非常に限定されたPGDやPGSを実施しております。染色体の数の異常はもちろん受精卵の性別までも分かります。

ご検討の方はぜひお問い合わせください。


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