2017年03月08日

不妊治療の初めの一歩

こんにちは。
冬に逆戻りのように肌寒い今日の東京ですが、花粉の量だけは、立派に春を告げています。

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さて、本日は不妊治療の最初の一歩、ホルモン検査についてお話したいと思います。

排卵というものは、様々なホルモンが関係し、連携して排卵や着床の準備を行います。
ホルモンに問題があると排卵に障害がでるので、 ホルモン検査をすれば排卵が起こりにくい原因が分かります。

通常採血で以下のホルモンを調べます。

・ FSH (卵巣刺激ホルモン):卵胞の発育を促します

・ LH (黄体化ホルモン):成熟した卵子の排卵を促します

・ プロラクチン (乳汁分泌ホルモン):乳汁分泌と排卵の抑制をします

・ エストロゲン (卵胞ホルモン):子宮内膜を厚くします

・ プロゲステロン (黄体ホルモン):子宮内膜を着床準備状態にします

・ AMH (抗ミュラー管ホルモン):発育過程にある卵胞から分泌されます

まず、FSH,LHがともに低値である場合、視床下部や脳下垂体に問題がある排卵障害が考えられます。
その場合は排卵誘発剤を用いて排卵を促します。

また、FSH,LHがともに高値でAMHが低値の場合、早発卵巣不全の可能性があります。
早発卵巣不全とは、卵巣の中の卵子が40歳よりも前にほとんどなくなってしまい、排卵が起こらなくなった状態をいいます。
この場合エストロゲンとプロゲステロンを周期的に服用する“カウフマン療法”を行うとまれに排卵することがあります。

プロラクチンが高値の場合、高プロラクチン血症による排卵障害、またプロゲステロンが低地の場合は黄体機能不全が考えられます。
プロラクチンを下げる薬を用いて、排卵の回復を促します。

それぞれのホルモン値から不妊の原因を推測することが可能です。
少しでも気になる方はまず婦人科でホルモン検査を受けてみられてはどうでしょうか。

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posted by TFC at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ホルモンバランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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