2014年01月14日

iPSで染色体異常修復

こんにちは。
皆さま3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は川崎大師へ初詣に行きましたが、多くの参拝客で賑わっており、参拝までに1時間以上待ちました。
とても寒い3連休でしたが、お天気は良かったのでリフレッシュできた休日でした。

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さて、今日は昨日ニュースになった染色体異常修復の新たな可能性についての記事をご紹介いたします。

iPSで染色体異常修復 新たな治療法期待 山中教授ら発見

生物の遺伝情報を担う染色体に異常がある病気の患者の細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を培養すると染色体異常が自己修復されることが、米グラッドストーン研究所で上席研究員を務める京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授らのグループによる研究で明らかになった。英科学誌「ネイチャー」のオンライン版に13日、研究成果が掲載される。 現在、染色体異常による病気の根本的な治療は難しいとされるが、グループの研究は、将来的に染色体そのものを修復する治療法の開発につながりうる成果。今回は希少な染色体異常のケースだったが、ダウン症など患者数が多い染色体異常もiPS細胞で修復できる可能性があるという。
 グループは、46本ある人間の細胞の染色体のうち、1本の両端がつながって輪になった「リング染色体」と呼ばれる異常に由来する病気の患者から採取した皮膚の細胞でiPS細胞を作製。リング染色体は多くの場合、遺伝情報が大きく欠損しており、先天的な患者は極めて少ないが、発育不良や知的障害などに関係することが知られている。
 作製したiPS細胞を数カ月間にわたって培養したところ、ほとんどの細胞で異常な染色体が消え、正常な染色体に置き換わったという。グループはリング染色体とは別の異常がある患者のiPS細胞でも培養を行ったが、今回の研究ではこの現象は起きなかった。
 

自己修復が起こる仕組みは不明だが、細胞分裂の過程でリング染色体が消える一方、正常な染色体のコピーに置き換わることがあるという。iPS細胞は増殖能力が高く、培養中に数十回以上の細胞分裂を繰り返すうちに、自己修復された細胞が大半を占めるようになったとみられる。
研究の中心となったグラッドストーン研究所の林洋平研究員は「実際の治療法になるまでには多くの課題があるが、まずは自己修復の詳しい仕組みを明らかにしたい」としている。


染色体

細胞の核の中にある物質で、DNAやタンパク質などからできており、細胞分裂の際には通常は棒状の構造になる。人間の染色体は通常、父親由来と母親由来のものが2本で1対になっており、全部で23対(46本)ある。染色体の一部が欠損したり重複したりする異常は、さまざまな病気の原因となる。

今後もIPS細胞医療に注目していきたいですね。

 
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posted by TFC at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 不妊治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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