2013年11月08日

精子にも老化現象はある

こんにちは。
今週末の予定はもうお決まりでしょうか。
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋。
考えれば色々とやってみたいことが思い浮かぶ季節です。

精子老化.jpg


さて、卵子老化が最近よく話題となっていますが、精子にも老化があるというのはご存知でしょうか。
先日、精子老化に関し書かれた興味深い記事を見つけました。

35歳で始まる!「精子老化」の真実

■初期流産や不妊、子どもの異常につながる

 「卵子の老化」はようやく知られてきたので、そろそろ、もうひとつの大事なことを知ってほしい。それは「精子の老化」だ。

 少し生殖の知識を持つ方は「そんなバカな。卵子と違って精子は毎日新しく作られているから老化はないのだ」と思うかもしれない。確かに、卵子は胎児期に一生分が作られてしまって卵巣に貯蔵されているから持ち主と一緒に年をとる。それに対し、精子は毎日精巣で新しいものが作られている。ただ、毎日作られる「新しい精子」も、作っている身体の老化と無縁ではいられない。

 今は、よく泳げない精子には、卵子を目の前に置いてくれる体外受精、卵子に注入してもらえる顕微授精という解決法がある。だから産婦人科では、精子自身の力にはあまり注目してこなかった。しかし、精子のプロである男性不妊の専門医たちは、臨床経験から精子も老化することを実感してきた。同じ男性を長年に渡って診ていると、精子データの推移から経年変化が観察されるという。

最近は男性不妊に対する情報もメディアで取り上げられる機会が多くなってきましたね。
また、精子が老化する理由やその結果がもたらす現象も記事の中に書かれています。

これまでの関連研究をまとめた文献研究によると、加齢は精子を育てるホルモンや細胞、精子そのものの数を減らし、DNA損傷精子を増やす。染色体異常によるものが多い初期流産が増え、子どもの染色体異常も一部の疾患でやや増える。女性が35歳以上の場合、男性が若い場合より妊娠率が下がり、流産率が上がる傾向がある。

もちろん、高齢男性から生まれた子どものほとんどは健康ですくすくと育っていて、そんなに神経質になることはない。ただ、あなどれないケースもあることは知っておきたい。

■精子の老化を特に注意したい人は

通常、男性は、女性のように「一定の年齢でみんな妊娠できなくなる」という劇的な変化はなく、ゆるやかな衰えがあるのみだ。例えば女性は40代半ばになると妊娠できないのが普通で、できても半数は流産してしまう。これに対し男性は加齢で子どもをあきらめることはあまりなく、流産率の違いも35歳以上でそれより若い男性の約1.3倍になる程度だ。

しかし、これはあくまでも集団の傾向で、実際にはかなり大きな個人差がある。精子の加齢リスクが高まる境界線は、多くの報告で「35歳」もしくは「40歳」。今まで高齢出産と言えば誰もが女性の話だと思ってきたが、実は男女の問題だったということがこれでよくわかる。男性も「35歳以上は男も高齢出産だ」と心得て、子どもが欲しいのならのんびりしない方がいい。

特に40代の男性は、パートナーさえいるなら、あれこれ考えている暇はない。精子力の低下は40代後半から加速する。精子の老化もさることながら、若い女性との年の差婚ではない限り、この年齢では女性の卵子が厳しい状況にあるはずだ。


体内の老化現象は、自分では止めることはできません。
生活や食習慣を改善することで老化のスピードを遅くすることは期待できますが、それでも老化は少しづつ進んでいくものです。
このような体内の時間の流れを考えながら、子づくり計画をしたいですね。



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posted by TFC at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不妊治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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