放鳥トキに初のひな 野生で36年ぶり誕生 新潟・佐渡で確認

昨日、新潟県佐渡市で国の特別天然記念物のトキのひなが初めて誕生しているのが確認されました。
環境省によると、国内の自然界でのひな誕生は36年ぶりであり、放鳥トキとしては初の「2世誕生」となります。
また昨年、放鳥トキが産んだ約30個の卵のうち、有精卵はなんと1割の3個だったそうです。
本当に、放鳥トキの繁殖は難しいんですね。元気に成長し、初の「3世誕生」となるひなの誕生を願います!
さて、弊社でご提供しております卵子提供プログラムでも、受精卵がとても重要となります。
そこで、今日は受精卵のグレードについてお話ししたいと思います。
通常、受精卵は5つのグレードに分類され、A〜Eまたは1〜5と以下のように評価されます。
グレードA(又は1)
卵割球の形態が均等でフラグメンテーションがないもの(フラグメントとは卵割の過程でできる遺伝子の入っていない細胞質の断片のことです)
グレードB(又は2)
卵割球の形態は均等でフラグメンテーションが10%以下
グレードC(又は3)
卵割球の形態が不均等でフラグメンテーションが10%以下
グレードD(又は4)
卵割球の形態が不均等でフラグメンテーションが10−50%
グレードE(又は5)
卵割球の形態が不均等でフラグメンテーションが50%以上
この分類の中で移植するのに理想的な受精卵はグレードA(又は1)、及びグレードB(又は2)です。
やはり、受精卵のグレードにより妊娠する確率が全く異なります。
その為、タイ・ファーティリティ・センターでは卵子の質を非常に重要視しており、健康で若い20代の日本人またはタイ人卵子ドナーさんをご紹介しております。
質のよい卵子が採れるということは、グレードの高い受精卵が出来る確率が高くなります。
卵子提供による不妊治療をお考えのご夫妻は、ぜひ一度TFCへお問合せ下さい。