2019年06月28日

精路通過障害

みなさんこんにちは。本日の東京は少し曇りです。明日から雨が降るようです。

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先日のブログでご紹介いたしましたが、男性不妊の主な原因としては、主に以下があげられます。
・造精機能障害
・精路通過障害
・勃起障害

造精機能障害については、先日少し掘り下げましたので本日は、精路通過障害に関して少しお話いたします。

まず、精路通過障害とは、精子が通過する精管が部分的に詰まっていたり、狭くなっていることにより、精子がうまく精管を通過することができず、結果、無精子症や乏精子症となる事をいいます。

精管の詰まりや閉塞の原因としては以下があります。
・精巣上体の炎症による精管の閉塞
・先天的に精管がない精管欠損

治療としては、閉塞箇所を顕微鏡下つなぎ合わせる手術が有効といわれていますが、この手術が行える病院は多くはありません。

精子が精管を通過できても尿道から射出されずに膀胱側に射出されることがありますが、これは逆行性射精と呼ばれています。

射出された精子は尿に混じって排出されることになりますので、採尿して精子を回収し顕微授精を行うことになります。

糖尿病が逆行性射精の原因となっていることが多いといわれていますので、適切な食事をとり、適度な運動をして肥満に気をつけた方がよさそうです。

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2019年06月26日

地球外精子バンク

みなさんこんにちは。今日の東京は晴れていますが、明日以降、雨が続くと予想されています。梅雨になるのでしょうか。

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さて本日は以下の記事をご紹介いたします。

”先週日曜日に開催された「European Society of Human Reproduction and Embryology」において、スペイン・バルセロナの研究機関Dexeus Women’s Healthでディレクターを務めるモンセラート・ボアダ氏は、無重力化においても凍結された精子は有効に機能することを明らかにした。

ボアダ氏ら研究チームは、10人の健康な男性被験者から採取した精子を飛行機の自由落下を利用し、微重力状態に置いた。その後、それぞれの精子の濃度、運動性、DNAなどを分析した結果、地上に保管されていた精子との有意な差は見られなかったそうだ。
この結果についてボアダ氏は、「微重力下に置かれた凍結精子と地上に置かれた凍結精子に違いがないという今回の結果により、男性の配偶子を安全に宇宙空間に運べる可能性が開かれました」と語っている。

実際の運用には宇宙船を使った実験が今後必要になるとのことだが、順調に研究が進めば、「地球の外に精子バンクを作ることもできる」(ボアダ氏)だろう。

そして同時に、この実験の成功は、火星の植民地化に男性が要らなくなる可能性でもある。

2017年にイギリス人初の宇宙飛行士であるヘレン・シャーマン氏が明かした、宇宙飛行士の性欲に関するNASAの未公開レポートによると、宇宙船の搭乗員は同性同士の方が好ましいと結論付けられているという。男性だけ、あるいは女性だけの方が、団結力が高まるそうだ。
男性だけで生殖を行うことは難しい。しかし、女性ならば精子さえあれば体外受精が可能だ。であるならば、団結力の高い女性だけのクルーで火星を目指した方が合理的である。

ただ、1つ懸念すべき点がある。精子の取捨選択により、火星の植民地化が優生思想的な意味合いを帯びてくる恐れだ。今回の実験でも「健康な被験者」から精子が採取されたが、“健康”という言葉はややもすれば差別的なニュアンスを持ってしまう。

将来的に“健康な”火星生まれの人類と“不健康な”旧人類という対立が生まれるかもしれない。そうなってしまえば、健康は“良いもの”であるから、“悪いもの”である旧人類よりも優秀だという選民思想がはびこるのは時間の問題だろう。そして、優秀な火星人類は、劣った旧人類の絶滅を望むようになり……。

想像は膨らむばかりだが、そもそも有人火星飛行が成功しなければ全てが杞憂に終わる。”
https://tocana.jp/2019/06/post_100946_entry.html

なんとも壮大な話ですね。無重力空間の影響を精子が受けないとするなら、液体窒素などの冷却燃料が続く限り精子は保存可能なわけで、無重力空間のどこでも保存ができるわけです。精子の宇宙保存、宇宙空間での不妊治療など今後可能になるのでしょうか。

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2019年06月21日

男性不妊の主な原因

みなさんこんにちは。東京は本日も晴れで気温がぐんぐん上がっています。

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さて本日は男性不妊について少しまとめたいと思います。

不妊の原因の半分は男性側が占めているといわれています。

男性不妊の主な原因としては、主に以下があげられます。
・造精機能障害
・精路通過障害
・勃起障害

まず、造精機能障害については、文字通り精子をうまく作る機能が働かず、十分な精子が作られていない状態のことです。

精子を作る機能がうまく働かなくなる原因としては、以下があげられます。
・耳下線炎性精巣炎:おたふくかぜのウイルスにより精巣に炎症が生じて精巣の組織がダメージを受ける
・精索静脈瘤:精巣の近くの血管が拡張して精巣の温度が上昇することにより造精機能がダメージを受ける
・停留精巣:精巣が陰嚢内に降りて来ない先天異常であり、精子形成が強く阻害される
・染色体・遺伝子異常:染色体や遺伝子に異常があると無精子症や重度の乏精子症となる
・脳下垂体異常:FSHやLHの値が低値にとどまり造精されない場合がある。

造精機能障害が原因となる不妊は、男性不妊の9割以上に上るといわれています。

造精機能障害が生じる原因として、FSHやLHの低値などはホルモン剤の投与で改善の期待ができますので、まずは男性の不妊検査の受信、原因特定が必要になりますね。

次回以降で精路通過障害や勃起障害について少し掘り下げたいと思います。

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