女性の年齢が高くなると受精卵の染色体異常の割合は高くなります。
体外授精は保険適用外で費用は高額です。せっかく採卵でき顕微授精をかけ胚盤胞まで育ってくれても、胚に染色体異常があると着床しない流産となってしまうのがほとんどです。
そこで、胚にある染色体異常の有無を調べる方法として着床前診断があります。もちろん弊社TFCの卵子提供プログラムにおいても着床前診断をご提供しており、多くのクライアント様は着床前診断を行っておられます。
この着床前診断を行うことにより、通常の体外授精と比べて移植後の妊娠率は上がり流産率は下がります。たとえば、通常の体外授精ではご年齢が高くなると流産率も上がります、20.1%(35歳)、24.2%(37歳)、30.0%(39歳)、9.9%(41歳)。着床前診断を行うと年齢に関わらず10%ほどになります。
卵子提供プログラムにおいて行う着床前診断は着床前スクリーニングとも呼ばれ、染色体の数や構造の異常をスクリーニングします。数と構造に起因した異常は分かりますが、遺伝的疾患を胚が有しているかまでは知ることができません。そこで登場してくるのがPGDと呼ばれる手法になるわけです。PGDについては、次回以降に詳しくご説明することとして割愛します。
弊社TFCの卵子提供プログラムをご検討いただいているみなさまには、ぜひとも着床前スクリーニングを行うこともご検討頂きたいです。
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お問い合わせお待ちしております。
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