2018年10月18日

卵巣機能の低下

卵巣の機能が低下すると排卵がうまくできなくなります。40歳未満で卵巣の機能が低下して無月経の状態になると早発卵巣不全という疾患にあたります。無月経の期間は月経が3か月以上ない状態となります。

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早発卵巣不全には永久に月経が停止してしまうものと、卵巣には卵胞が少しあり極めて低い頻度で卵胞発育や排卵が起こるものがあります。
発症頻度としては、30歳未満では約0.1%、40歳未満では約1%となるといわれています。なにが原因で発症するのかとして、手術・化学療法・放射線療法などの関与、染色体の異常、遺伝子の変異など指摘されてはいますが、はっきりした原因は不明です。

早発卵巣不全と診断された後の自然妊娠率は多くても5%以下といわれており、有効な不妊治療は確立されていません。しかしながら、少数例ではあるものの、エストロゲン治療後に妊娠した例もあるとする報告もあるようです。また、GnRHアゴニスト、グルココルチコイド、DHEAなどを併用して妊娠に至ったという報告も極めて少ないですがあるようです。

早発卵巣不全の疑いがある場合は、まずは早めに専門医に相談することをご検討ください。弊社TFCの卵子提供プログラムはマレーシアにおいて実施しております。ご検討の方はお問い合わせください。

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2018年10月12日

マレーシアにつきまして

弊社TFCの各種プログラムはマレーシアにおいて実施しています。

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マレーシアはご存じのとおり東南アジアにある国です。日本からの直行便で7〜8時間でつきます。日本との時差は1時間でマレーシアが日本時間より1時間遅いです。

マレーシアの人口は3,200万人程。国土面積は33万kuで日本の国土37.8万kuより少し小さいです。太平洋戦争時は日本の統治下におかれていましたが、戦後イギリスの統治におかれ1957年に独立。その後、1965年にシンガポールがマレーシアより独立して現在の形となっています。マレーシアは多民族国家で国民の65%はマレー系となり、中華系24%、インド系8%そしてその他となっています。人種によっても話す言葉は異なり、マレー系はマレー語、中華系は中国語、インド系はタミル語などを話します。話す言葉が人種によって異なることもあり、共通言して英語が使用されています。

国がどれくらい平和であるかを表す指標とされる世界平和度指数ランキングという指数がありますが、2018年度のマレーシアは1.619ポイントで対象163カ国中25位(日本は1.391ポイントで9位、米国は2.300ポイントで121位)となっていて治安は安定しています。

マレーシアは国全体が赤道に近く、熱帯雨林気候に属しています。このため、一年を通じて常夏の気候です。年間の日中平均気温は27〜33℃。降水量は年間降雨量2,500mm前後(日本の年間降水量は1,718mm)、月平均でも200mmと多くなっています。季節は雨季と乾季に分かれ、どちらの季節でもスコールと呼ばれるにわか雨が降りますが、雨季でも一日中雨が降り続くことはありません。マレー半島の東部と西部では天候が少し異なり、西部では5月〜9月にかけて南西モンスーンの影響を受けて比較的雨の多い時期に入りますが、一般の旅行にはほとんど影響はありません。いっぽう東部では、11月〜3月にかけては北東モンスーンの影響を受け、雨季になり、時折激しい雨が降ります。この時期東海岸のビーチ(レダン島、ティオマン島等)ではホテルがクローズしていることもあるので注意が必要です。

マレーシアは気温と湿度が高いので快適に過ごすために、通気性の良いカジュアル服がお勧めです。マレーシアは多宗教国家ですがイスラム教が国教です。イスラム教国であっても、旅行者に対しては特に服装の制限はありません。しかしながら、モスクや寺院を見学する際には、肌を見せる服は好ましくないです。モスクや寺院を見学する際には、ノースリーブやミニスカート等は避けたほうがいいでしょう。モスク見学では女性の方はスカーフを巻くことを義務付けられている場合もあります。

マレーシアには地震や台風といったような自然災害はなく、主にインフラ整備と重工業の充実を中心とした経済政策を積極的に行っており、日本では感じられないようなパワーをマレーシアでは感じることができます。

このように、治安もよくて常夏の気候で、また経済等勢いがあるマレーシアにて弊社プログラムを実施しております。ご検討の方はぜひお問い合わせください。弊社TFCの担当者がプログラム内容等ご説明いたします。


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2018年10月04日

卵巣刺激について

こんにちは。
今日は少しひんやりしますね。
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さて、今日は卵巣刺激についてお話します。
体外受精を行う場合、毎月1個自然に育つ卵子を採取する方法(自然周期)もありますが、通常は排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行います。いくつかの卵胞を育てて採卵を行ない、複数の卵子を得て治療します。

卵巣刺激の方法は大きく分けるとロング法、マイルド法、ショート法、アンタゴニスト法、自然周期に分類されます。

○ロング法
1回の採卵あたりの妊娠率が最も高く、胚凍結できる確率も最も高い方法です。おおむね37歳以下で卵巣機能に問題ない方が適応となります。目標採卵数はおおむね8個以上です。注射の量や種類は、ホルモン状態や年齢などによって異なります。

○マイルド法
35歳以下で卵巣機能がよい方や、多嚢胞性卵巣症候群の方など卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい方、逆に多く注射をしても卵胞があまり育たない方などはマイルド法を選択します。5日間ほどの投薬後、少量の注射を追加します。目標採卵数はおおむね2〜7個です。

採卵数が少なめとはなるものの、1回の胚移植あたりの妊娠率はロング法とあまり変わりません。メリットとしては、注射が少ないので卵巣への負担が少ない、注射回数や薬剤費が少ない、卵巣過剰刺激症候群などの副作用発生頻度が少ない、があげられます。

○アンタゴニスト法
卵巣機能や年齢にかかわらず、多嚢胞性卵巣症候群の方など卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい方や、ロング法・ショート法などで妊娠しない方、ロング法やショート法を行ったが採卵前に排卵してしまう方、血中LH値が上昇してしまう方に適応されます。目標採卵数は8個以上ですが、卵巣機能などにより大きく異なります。

○ショート法
月経時の小卵胞数が少ない方や、38歳以上の方、37歳以下でも卵巣の働きが低下していてロング法では採卵数が少ない可能性がある方に適応されます。

○自然周期
月経2〜3日目の卵胞状態を確認して、採卵日を決める方法です。通常取れる卵子の数は1個で、採卵キャンセル率はマイルド法より上がりますが、薬剤費をほとんどかけずに採卵できます。

どの方法が一番ご自身に合っているかは医師とご相談くださいませ。
色々と勉強して、安心して不妊治療をしてゆきましょう。

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