2016年10月28日

卵巣年齢を知ろう!

こんにちは。
もう、本日、一気に冬が来たような寒さです。

今日は女性の卵巣についてお話しさせて頂きます。
卵巣は女性特有の臓器、卵巣は数センチ程度の小さな臓器で、腫瘍などができても自覚症状の現れにくいことで知られています。


原始卵胞とは
女性は卵巣の中に1生分の原始卵胞(卵子のもとになる細胞)を持って生まれてきます。
その多くは成熟せずに消滅し、生まれたときに約200万個あった原始卵胞も月経が始まるころには20万〜30万個になります。
その後毎月数百個ずつ減少し、45歳になるころには数千個まで減ります。
女性が一生を通じて排卵する卵子の数はわずか500個ほどで、多くは成熟せずに消滅してしまうのです。

卵巣・卵子は歳とともに老化する
加齢により原始卵胞の数が減るのと同時に、卵巣の老化が進むと卵子の質も低下します。
そのため、受精能力のある卵子を育て、排卵させることが困難になります。
一般的に、38歳以上になると、原始細胞の数が2万5000以下になり、以降は老化が急激に加速します。そのため、46歳以降で妊娠を望むのはむずかしくなるといわれているのです。

実年齢と卵巣の若さは違う
卵巣年齢は血液の抗ミュラー管ホルモン(AMH)の数値から算出されます。
このホルモンは未熟な卵胞の細胞から分泌されるもので、卵巣の中に受精能力のある未熟な卵胞が多いと数値が高くなり、数値が低いと卵巣年齢が高いことになります。
この卵巣年齢は、通常、歳とともに高くなるものですが、なかには実年齢よりも若く、妊娠力が高い人もいます。卵巣の老化は自然現象ですが、普段の生活習慣や食生活などにより、老化のスピードを遅くすることはできます。もちろん、卵巣年齢も38歳以上になると、妊娠力が低くなってきます。

女性にとって、卵巣は非常に身近な存在ですね。自分の一部なのにもかかわらず常に状態を確認することは難しいので、一度は検査を受けてみるのも良いかもしれませんね。


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2016年10月26日

妊娠23週で腫瘍切除手術を受けた赤ちゃん、無事出産

こんにちは。
銀座プランタンが年内で閉店だそうで、現在閉店セールを開催しています。
12月末までセールが続くそうですから、有楽町、銀座界隈にお越しの際は、覗いてみてはいかがでしょうか。

紅葉.jpg
出生前手術で腫瘍を切除 2度産まれた赤ちゃん(米)

テキサス州プレイノ市在住のマーガレット・ベーマーさんは、妊娠の定期検査で医師から胎児に異常があると告げられた。お腹の中で日に日に弱っていく赤ちゃんに心を痛めたベーマーさん夫妻は、戸惑いながらもある決断をする。『edition.cnn.com』ら複数のメディアが報じている。

2児の母であるマーガレットさんは妊娠16週の超音波検査で、お腹の赤ちゃんが35,000人に1例の割合で発生する「仙尾部奇形腫(sacrococcygeal teratoma)」を患っていると医師から告げられた。この病気は尾骨にできる腫瘍で、出生後の腫瘍切除により良好な予後が得られるケースは50%と言われる。

マーガレットさんのお腹の赤ちゃんの場合、腫瘍は決して小さくなく、放っておけば血液の流れが悪くなり心不全を起こすなど命の危険があった。キャス医師らのチームによって行われた手術は5時間にも及んだ。妊娠23週と5日に入り約538グラムになっていた胎児は、20分間だけ子宮から完全に取り出され、腫瘍が切除された。

この時、腫瘍は赤ちゃんよりも大きくなっていたという。

そして最初の手術から12週後、妊娠36週目の時に、マーガレットさんは帝王切開により約2400グラムの女の赤ちゃんを出産した。

赤ちゃんは2人の祖母の名前を取ってリンリー・ホープと名づけられた。

出生から8日後、リンリーちゃんは最初の手術で取り切れなかった腫瘍の切除手術を受けたが、術後は良好で体調も回復。今月21日に無事退院している。

35,000人に一人の稀なケースとのことですが、一度お母さんのお腹から出されて手術を受け、その後またお腹に戻った赤ちゃんが、無事に生まれてくるなんて、奇跡のような話ですね!
こんなことが可能な現代の医学に驚かされたニュースでした。


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2016年10月21日

排卵誘発方法の違いとは?

こんにちは!
関東地方は気温の低い日がつづいていますね。
体調の崩しやすい季節、冷えには十分注意して過ごしたいですね。

排卵誘発方法.jpg

さて、今日は排卵誘発の方法についてお話しさせて頂きます。

体外受精を行う場合、毎月1個自然に育つ卵子を採取する方法(自然周期)もありますが、通常は排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行います。
年齢、卵巣状態、体調などにより、多くの方法から適切なものが選択されます。
種類が多いと、なかなか分かりにくいですよね。

卵巣刺激の方法は大きく分けるとロング法、マイルド法、ショート法、アンタゴニスト法、自然周期に分類されます。

[ロング法]
1回の採卵あたりの妊娠率が最も高く、胚凍結できる確率も最も高い方法です。おおむね37歳以下で卵巣機能に問題ない方が適応となります。目標採卵数はおおむね8個以上です。注射の量や種類は、ホルモン状態や年齢などによって異なります。

[マイルド法]
35歳以下で卵巣機能がよい方や、多嚢胞性卵巣症候群の方など卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい方、逆に多く注射をしても卵胞があまり育たない方などはマイルド法を選択します。5日間ほどの投薬後、少量の注射を追加します。目標採卵数はおおむね2〜7個です。
採卵数が少なめとはなるものの、1回の胚移植あたりの妊娠率はロング法とあまり変わりません。メリットとしては、注射が少ないので卵巣への負担が少ない、注射回数や薬剤費が少ない、卵巣過剰刺激症候群などの副作用発生頻度が少ない、があげられます。

[アンタゴニスト法]
卵巣機能や年齢にかかわらず、多嚢胞性卵巣症候群の方など卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい方や、ロング法・ショート法などで妊娠しない方、ロング法や ショート法を行ったが採卵前に排卵してしまう方、血中LH値が上昇してしまう方に適応されます。目標採卵数は8個以上ですが、卵巣機能などにより大きく異 なります。

[ショート法]
月経時の小卵胞数が少ない方や、38歳以上の方、37歳以下でも卵巣の働きが低下していてロング法では採卵数が少ない可能性がある方に適応されます。

[自然周期]
月経2〜3日目の卵胞状態を確認して、採卵日を決める方法です。通常取れる卵子の数は1個で、採卵キャンセル率はマイルド法より上がりますが、薬剤費をほとんどかけずに採卵できます。

それぞの方法にメリット、デメリットがあります。
ご自身にあった方法で負担の少ない治療方法を医師と相談しながら選択したいですね。

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