2017年09月20日

子宮の形と不妊の関係

こんにちは。
今日の東京の夕焼けはオレンジ色でとても素敵でした。

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さて、みなさんはご自身の子宮がどういった形をしているかご存じでしょうか?通常時の子宮を正面から見ると、洋ナシ型の様に縦長を描き、子宮下部には膣が1つ存在します。では自分自身の子宮は正常の状態であるのかどうか?それを調べるには、子宮卵管造影検査を行い、X線にて確認を行うことが可能なことが多いようです。
主な子宮奇形は、下記のようなものが挙げられます。

<重複子宮>
重複子宮とは、その名のとおり子宮が2つある状態です。子宮が2つの他に、膣と子宮口も2つ存在します。子宮奇形の中では比較的問題の少ない症状となり、自然妊娠も可能です。妊娠が成立した場合には、若干胎児の成長が通常と比べてゆっくりになるようです。

<中隔子宮>
子宮全体の形は通常で、膣も1つであるものの、子宮内腔に壁ができている状態の子宮です。この壁に受精卵が着床しようとする場合には十分な血流が通らないため、着床障害や初期流産の原因となります。中隔子宮の場合にも妊娠・出産は可能ですが、もっとも初期流産が多いとも言われています。

<双角子宮>
子宮を外側から見るとハート型を形成しており、子宮内腔がくびれ、卵管側の子宮奥側が2つに分かれている状態です。双角子宮の場合、受精卵の着床に問題は無いものの、胎児が成長していく過程での流産になりやすく、妊娠継続中にも胎児の体位に異常が出やすいです。

<単角子宮>
本来左右均等に広がるはずの子宮が、片側(右もしくは左)が無い状態の子宮です。子宮奇形の中でも珍しいケースであるようですが、子の場合にも妊娠・出産が不可能なわけではありません。単角子宮に対して形成手術を行うことは大変難しいそうです。

子宮奇形の中でも代表的なものを上記に挙げましたが、奇形の種類は他にもあります。初期流産を繰り返してしまったり、着床が上手くいかない原因のひとつとして子宮の形も考えられるので、治療をされている方は1度は子宮卵管造影検査を受けてみるのも良いかもしれません。



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2017年09月15日

精子ドナーの方々とは?

皆さん、こんにちは。
台風が接近しているようです。皆さん、外出の際は十分気をつけてくださいね。

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さて、弊社が提供するプログラムの一つに、精子提供がございます。
精子の何らかの原因があってお子様を授かる事ができないご夫婦のサポートをさせていただいております。

弊社のドナーの方は、以下の条件を満たした方々です。

健康な方。
20歳〜35歳の方。
喫煙されない方。
薬物・アルコール等の依存症でない方

その他にも、精神安定剤を服用されていないことや、こちらから指定する検診をお受け頂けることなど、細かな登録条件があります。

また、ドナーとしてのご協力を依頼する方をお決め頂く際には、ご本人より提供された以下のような情報や写真をご覧いただく事が可能です。
全身写真および顔写真
血液型
身体的特徴(身長・体重・目のタイプ等)
学歴/お仕事
病歴
趣味
ご両親の血液型 等

さらに、実際にご協力いただく際には身体検査を受けて頂いております。
精子提供をご検討されている方は、是非一度、株式会社TFCにご相談下さい。


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2017年09月08日

TFCのドナーサポート体制

こんにちは!

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卵子提供プログラムには、なくてはならない存在が卵子ドナーさんです。
卵子ドナーさんは20歳〜30歳までの方です。
卵子ドナーさんの中には、初めて卵子提供をする方・初めて海外に行く方・複数回ドナー経験のある方と様々です。
弊社ではドナーさんがマレーシアにて安心、安全に過ごせるようにご滞在中に現地スタッフがサポートをさせていただいております。

<現地スタッフ>
マレーシア在住の女性スタッフです

<サポート内容>
診察時のホテル-クリニック間の送迎
診察時のサポート・通訳
緊急時のかけつけ等

現地スタッフはドナーさんと診察後に一緒にご飯に行くこともあります。
複数名のドナーさんが同じ日に診察となる場合には、現地でお友達になることもあるようです。
また、誰とも日程が合わずに一人で過ごす時間が多くなってしまう方には、心細くないよう現地スタッフがしっかりサポートを行いますのでご安心ください!

レシピエントの方が無事移植を迎えられる為にも、ドナーさんの協力は不可欠です。
弊社では現地スタッフが、レシピエント様、卵子ドナーさんが安心して滞在期間を過ごせるようサポートをしておりますので、弊社の卵子提供プログラムをご検討の方はお問合せくださいませ。


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2017年09月06日

移植胚を決めるときに重要なこと

こんにちは。すっかり秋を感じる気候ですね。
みなさん、衣替えはお済みですか?

さて、本日は移植胚の個数を考える際に重要な点について書きたいと思います。

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弊社のクライアントの方の中でも、移植する胚の個数につきましては、悩まれる方が多くいらっしゃいます。

ご決断いただく際の重要な点といたしまして、本日は2点注目したいと思います。
まず1点は1個の胚を移植する場合と2個の胚を移植する場合の妊娠率の比較についてです。

1個の胚移植と2個の胚移植を行った場合での妊娠率は2個の胚移植を行った方が若干高い傾向にあるというデータが散見されるのは確かです。
しかしデータの背景(卵子年齢、母体年齢、顕微授精かどうか、新鮮胚移植ないし凍結胚移植等)により妊娠率の数値にはばらつきがあるようです。
そして様々な機関が発表しているデータを参照しても、2個の胚を移植することで、1個の胚を移植する場合に比べ、その確率は倍になるというデータは見つけることができませんでした。

さて、2点目の重要な点といたしましては、「多胎妊娠」のリスクです。

一般的に多胎妊娠により発生しうるリスクとして下記のようなリスクが一般的に報告されております。

赤ちゃん(胎児、新生児)への影響
・流産・早産・低出生体重児
・子宮内胎児発育不全
・死産率・周産期死亡率・乳児死亡率の上昇
・胎児異常
など

母体への影響
・妊娠高血圧症候群
・弛緩出血
・悪阻
・妊娠糖尿病
・貧血
・血栓症など
いろいろなトラブルの頻度が全体的に単胎に比べて多いとされています。

日本では体外受精の際の移植胚は原則として単一(1個)が推奨されているのが現状の様です。
しかしご夫妻のご状況により、ご夫妻と、そして担当の医師との間でよくご相談頂くのがいいかと思います。

弊社では、ご夫妻と現地クリニックの医師の間に立って、精一杯サポートさせてい頂いております。
面談ご希望の方は、いつでも弊社にお問い合わせくださいませ。


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2017年09月01日

不妊とピロリ菌の関係

こんにちは。
本日は涼しい東京でございます。

夕方以降は雨の予報ですのでで、お洗濯は午前中にお済ませ下さいね。


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不妊治療の検査というと、皆様はどのような検査を思い浮かべ、実際に受診されているでしょうか。

基礎体温、ホルモン数値、頸管粘液検査、フーナーテスト、etc., etc., 数えきれない程の「不妊の原因を特定するための検査」が存在し、自分が受けている検査が何を目的としているかを学ぶことだけでも、大変です。


ではピロリ菌の検査はどうでしょうか?

不妊治療院でピロリ菌の検査を受けるように言われた事はありすか?

ピロリ菌の検査は、健康診断のオプションとしてお受けになる方が多いかと思います。

その目的は…、最も大きな理由としては、胃癌の予防という事になるでしょう。


ヘリコパクター・ピロリ菌は胃潰瘍や胃がんの原因となる事が知らていますが、実は近年、女性側も男性側も、ピロリ菌の保有が不妊に関連しているのではないかと、いくつかの論文や、研究結果が報告されています。


・不妊女性のピロリ菌抗体陽性率は44%と、そうでない群29.7%に対して、優位に高かった。

・血液検査でピロリ菌抗体陽性の女性全例が、卵胞液もピロリ菌抗体陽性であった。

・2004年には日本の研究グループでも同様の報告がなされました。

・原因不明不妊の女性の頚管粘液中にピロリ菌が検出されて、実験の結果、精子の侵入を阻害する

・女性がピロリ菌に感染していると、ピロリ菌に対する抗体を持ち、この抗体が精子と反応すると精子の運動性を低下させて、卵子との融合を妨げる

・男性不妊の50.8%がピロリ菌抗体陽性で、そうでない群の36.1%に対し、優位に高かった

・ピロリ菌に感染していると、精子の運動性、生存率、正常な形状の精子数が低下する


一説には、ピロリ菌感染は、妊娠後の重症悪阻との関連性も指摘されています。


ピロリ菌の検査にはいくかの種類がありますが、採血での検査も可能であり、費用も高くはありません。

不妊治療のみならず、消化器系疾患の予防のためにも、ご夫妻で一度、受診される事をお勧めいたします。




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